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涙道内視鏡手術について

涙道内視鏡手術(涙管チューブ挿入術)には執刀医の高度な手技と医療機器が必要とされ、通常はクリニックではなく、大学病院クラスの医療機関で行う手術とされています。山陰でもクリニックで行っているところはとても少ない状況です。
当院では患者さんのさまざまな目の悩みに応えたいという思いがあり、涙道内視鏡手術の機器を開院と同時に導入致しております。日本涙道・涙液学会の理事を務められている涙道内視鏡手術のスペシャリストであるドクターに3年に渡り、当院で手術の指導を受け手技を磨いてきました。昨年の手術実績は53件で山陰では有数の症例数です。

涙道閉塞の治療

当院では上記の涙道内視鏡を用いた涙管チューブ挿入術を行っております。局所麻酔での手術となり、日帰り手術です。

1. 涙管チューブ挿入術

涙点からチューブを入れて涙道をひろげる手術です。
直径0,9mmの涙道内視鏡を涙点より挿入し、カメラ越しに涙道内部や閉塞部位の状態を確認し閉塞部を開きます。その後、涙点より柔らかいチューブを挿入し閉塞部分を広げた状態を維持します。チューブは手術の約3ヵ月後に抜去します。

2. 涙嚢鼻腔吻合術(DCR)

涙嚢と鼻腔の間にある薄い骨の一部を削り取り、新たなバイパスを作る手術です。涙道が長期に塞がり、強固な癒着や炎症を繰り返し起こしている場合は上記の「涙管チューブ挿入術」で治療ができない場合があります。その場合はこの手術方法での治療となります。当院では涙嚢鼻腔吻合術を行っておりませんので、手術が必要な患者さんには専門病院へ紹介させて頂いております。

新たに涙道のバイパスを作ります

涙管チューブ挿入術を希望される方へ

1. 術前検査の流れ

涙管チューブ挿入術の手術適応の為の術前検査(検査は予約制です)
検査内容:採血、心電図、その他眼科検査

手術日程の決定

検査結果に異常があればかかりつけ医に相談

  • 抗血栓薬(血液をサラサラにする薬)を内服されている方は、手術中に出血しやすいため、手術の5~7日前から抗血栓薬の内服の中断が必要
  • 内服の中断が可能かかかりつけ医への確認が必要

2. 手術の流れ

  • 日帰り手術です(手術時間は平均30分)
    (局部麻酔で行いますので術中は会話可能です。不安なことなどありましたら看護師にお話し頂けます)
  • 術後は血圧などの安定化の為、待合室で約30分間安静にして頂いております。安定を確認した後ご帰宅頂きます。

3. 手術当日の注意点

  • メイクはしてこないでください。
  • 術後は就寝前まで眼帯の装用が必要です。術後は車の運転ができませんので、ご来院は公共の交通機関をご利用頂くか、運転手の付添い付きでお越しください。
  • 手術当日はシャワーのみの入浴が可能です。翌日からは入浴も可能です。

4. 手術後の注意点

  • 手術翌日は再診頂き、視力検査・チューブの位置の確認を行います。その後は約2週間おきに通水(涙管に水を通しつまりがないか確認する事)と状態確認の検査に来ていただきます。

5. 涙管チューブ抜去について

  • 術後3ヶ月で挿入したチューブを抜去します。
  • チューブ抜去後は涙道内視鏡にて涙道内の状態を確認します。涙道内視鏡による検査は局所麻酔(点眼)にて行うため、チューブ抜去を含めかかる時間は5~10分です。
  • 抜去当日は自身で運転可能です。
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